『河鍋暁斎戯画集』 山口静一、及川茂編 岩波文庫 1988/8/16　第1刷発行 2004/5/26　第7刷発行 葛飾北斎を師と仰ぎ、幕末から明治中期にかけて活躍した絵師、河鍋暁斎の戯画集。 今の時代に見ても、くすっと笑えるので不思議です。

『二人の親を見送って』 岸本葉子著 中公文庫 2019/3/25　第1刷発行 東大卒のエッセイストによる、親の介護・看取り・喪失をみつめるエッセイ集。

『遊学Ⅰ』 松岡正剛著 中公文庫 2003/9/25　第1刷発行 2003/10/25　第2刷発行 日本文化、芸術、システム工学など多方面におよぶ思索を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。また、日本文化研究の第一人者として独自の日本論を提唱する著者が、古今東西より選出した巨人たち142名の消息を著者のフィルターを通して著述した１冊。

『大アジア』 松岡正剛著 角川ソフィア文庫 令和2/4/25　第1刷発行 日本文化、芸術、システム工学など多方面におよぶ思索を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。また、日本文化研究の第一人者として独自の日本論を提唱する著者による日本史。

『吉村昭が伝えたかったこと』 文藝春秋編 文春文庫 2013/8/10　第1刷発行 綿密な調査に基づいた傑作歴史小説を数多く遺した吉村昭。『三陸海岸大津波』、『関東大震災』を通して、彼からわたしたちへのメッセージです。

『暮らしの手帖 90』1984 初夏 暮しの手帖社 1984年発行 「暮らしの手帖」は1948年創刊から続く家庭向け生活雑誌。 90号は ・アメリカ朝食旅行 ・台所にタイルを貼る ・住井すゑと山田洋次と寅さんと ・今夜のおそうざい 等が見出しです。

『ことばの花束 』 岩波文庫編集部編 岩波文庫 1984/12/17　第1刷発行 岩波文庫の名著群から、心に残ることばが選出されています。 あなたのお気に入りのことばや、励みになることばにきっと出会えるはず。

『学び続ける理由』 戸田智弘著 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014/9/20　第1刷発行 15万部突破の『働く理由』、5万部突破の『続・働く理由』に続く、20万部突破のベストセラーシリーズ最新刊です。古今東西の99の名言とともに、「学ぶことの意味」を探ります。 ※書き込みのある箇所があります。

『マンボウ雑学記』 北杜夫著 岩波新書 1981/9/25　第1刷発行 1981/10/10　第2刷発行 カバーなし 医師であり、小説家、エッセイストでもあった著者による新書です。 日本について、お化けについて、看護婦について、躁鬱について、の計4章で構成されています。

『暮らしの手帖 12』1988 春 暮しの手帖社 1988年発行 「暮らしの手帖」は1948年創刊から続く家庭向け生活雑誌。 12号は ・チューリップと大学教授 ・甘酒の作り方 ・私のお茶事五十年 ・グランドセントラル駅75年小史 等が見出しです。

『暮らしの手帖 94』1985 早春 暮しの手帖社 1985年発行 「暮らしの手帖」は1948年創刊から続く家庭向け生活雑誌。 94号は ・天ぷら油から火が出たら ・おひさまの子どもとお母さんたち ・今夜のおそうざい 等が見出しです。

『暮らしの手帖 82』1983 早春 暮しの手帖社 1983年発行 「暮らしの手帖」は1948年創刊から続く家庭向け生活雑誌。 82号は ・自分のからだは自分でつくる ・実だくさんのおつゆ ・本間美術館の美しい雛たち ・ロイヤルホテルの家庭料理 等が見出しです。

『暮らしの手帖 83』1983 春 暮しの手帖社 1983年発行 「暮らしの手帖」は1948年創刊から続く家庭向け生活雑誌。 83号は ・夜10時までの保育園 ・宅配便をテストする ・トルコききょう ・ロイヤルホテルの家庭料理 等が見出しです。

『哀原』 古井由吉著 文藝春秋　単行本 昭和52/11/25 初版第1刷発行 東京大学卒、大学教員であり小説家の著者。芥川賞、谷崎潤一郎賞、川端康成章等、様々な文学賞受賞歴があります。 本品は自選作品集です。

『野川』 古井由吉著 講談社文芸文庫　帯付き 2020/6/10 初版第1刷発行 東京大学卒、大学教員であり小説家の著者。芥川賞、谷崎潤一郎賞、川端康成章等、様々な文学賞受賞歴があります。 大空襲から戦後の生の実相を重層的な文体で描いた傑作長篇小説です。

『ムーンナイト・ダイバー』 天童荒太著 文藝春秋　単行本　帯付き 2016/1/25 初版第1刷発行 『悼む人』、『包帯クラブ』などで知られる著者による長編小説。 3・11から五年目となるフクシマが舞台。非合法のダイバーは人と町をさらった立入禁止の海に潜降する。鎮魂と生への祈りをこめた作品です。

『幻世の祈り 家族狩り 第一部』 天童荒太著 新潮文庫　帯付き 平成16/2/1 初版第1刷発行 推理小説を得意とする著者による長編小説。 高校教師や刑事、児童心理に携わる者ものがある女子高生による傷害事件をきっかけに運命の出会いを果たし、悲劇の奥底につづく長き階段が姿を現す。

『荒野の庭』 言葉、写真、作庭：丸山健二 求龍堂　単行本　帯付き 2005/2/20 初版第1刷発行 芥川賞受賞数年後に長野県に移住、分断とは一線を画し、独自の創作活動を続けている。 たった一人で庭を作り、花と向き合う作家による写真集のような、詩集のような本。

『花々の指紋』 言葉、写真、作庭：丸山健二 求龍堂　単行本　帯付き 2005/10/25 初版第1刷発行 芥川賞受賞作家である丸山健二の作家デビュー40周年記念作品。 芥川賞受賞数年後に長野県に移住、分断とは一線を画し、独自の創作活動を続けている。 写真集のような、詩集のような本で、頁をめくるたび、鋭くも慈愛に満ちた言葉と絶頂の瞬間を迎えた花々の姿が圧巻です。 帯にのみ破れあり。

『密会』 安部公房著 新潮文庫 昭和58/5/25 初版第1刷発行 平成25/1/15 28刷発行 東京府生まれ、満洲で少年期を過ごした著者。戦後の復興期にさまざまな芸術運動に積極的に参加し、三島由紀夫らとともに第二次戦後派の作家とされていました。作品は海外でも高く評価され、世界30数か国で翻訳出版されています。また、晩年はノーベル文学賞の有力候補とも言われていました。 本作品は、出自が試験管の秘書や溶骨症の少女、〈仮面女〉など奇怪な人物とのかかわりに困惑する男の姿を通じて、巨大な病院の迷路に息づく絶望的な愛と快楽の光景を描き、野心的構成で出口のない現代人の地獄を浮き彫りにしていく小説です。

『内なる辺境』 安部公房著 中公文庫 1975/7/10 初版第1刷発行 ①2002/5/25 11刷発行 ②2011/3/30 13刷発行 東京府生まれ、満洲で少年期を過ごした著者。戦後の復興期にさまざまな芸術運動に積極的に参加し、三島由紀夫らとともに第二次戦後派の作家とされていました。作品は海外でも高く評価され、世界30数か国で翻訳出版されています。また、晩年はノーベル文学賞の有力候補とも言われていました。 本作品は1970年代の異端の本質を考察した連作エッセイです。

『青空のむこう』 アレックス・シアラー著 金原瑞人訳 求龍堂 2002/5/25 第1刷発行 2006/9/9 第26刷発行 イギリスの作家による、死んでしまった少年から「この世」へのメッセージです。 少年がやり残したこととは？

『ツぇねずみ』 宮沢賢治著 フォア文庫 1989/10 第1刷発行 2002/5 第12刷発行 カエルやクモ、ネズミなど、小動物を主人公にした寓話作品がつまった短編集。 背表紙にややヤケと、本体にやや汚れありです。

『荒神』 宮部みゆき著 朝日新聞出版　単行本　帯付き 2014/8/30　第1刷発行 ミステリー小説や歴史小説で人気の宮部みゆきさんによる作品。 時は元禄、東北の山間の村に“怪物”が現れた。現代を生きる私たちに勇気を届ける大型時代エンターテインメント作品です。